内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平電子ブックのダウンロード

内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平

によって 江原 裕美


4.6 5つ星のうち(2人の読者)

内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平電子ブックのダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 地域に生きる子どもと親と住民の視点。NGOや民衆組織による「人間のための」教育づくり。個別地域の住民による多様な取り組み、NGOや民衆組織の理念と実践、「教育開発」の根本原理を追究する認識論的アプローチ。 内容(「MARC」データベースより) 地域に生きる子どもと親と住民の視点から、NGOや民衆組織が進める「人間のための」教育づくりを検討する。「教育開発」の根本原理を追究する認識論的アプローチによって、人間主体の内発的発展への道を模索する試み。 商品の説明をすべて表示する

内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平の詳細

本のタイトル : 内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平
作者 : 江原 裕美
ISBN-10 : 4794806132
発売日 : 2003/12
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 26.78 (現在のサーバー速度は24.7 Mbpsです
以下は 内発的発展と教育―人間主体の社会変革とNGOの地平 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
内発的発展という言い回しは初めて知った。ただ、発展途上国における先進国主導の『教育』は無償のもの、援助と名付けられたものも含めて、先進国の価値観を押しつけ発展途上国のアイデンティティをないがしろにするものであるという指摘はしばしば耳にしてきた。そのような教育を、あくまでもそれぞれの地域・人々のためのものにするためのキーワードが『内発的発展』であるらしい。この本は、地域で活動してきたNGOに関わる人たちが執筆しており、その具体例が強い印象を与える。最初に示された、アフガニスタンの政権交代とそれに伴う教育環境の激変、イスラムの教義と教育との対立、それに立ち向かう女性たちの活動には、心打たれた。自分の無知、周囲のメディアの不十分さを思い知らされた。海外のことばかりではなく、沖縄の片田舎で演劇活動をもとに琉球王朝と対峙した地域のアイデンティティを確認する演劇を始めて広げた例も示されている。この本を読めば、内発的発展、教育開発、万人のための教育、これらのキーワードを理解することもできる。情報満載。やや、分量が多くて気後れしてしまうが、興味を持ったところから読み進めれば案外すぐ読めてしまう。好著。

0コメント

  • 1000 / 1000