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レコード・コレクターズ 2019年 12月号



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レコード・コレクターズ 2019年 12月号電子ブックのダウンロード - 内容紹介 【特集】 細野晴臣の仕事11月号に続いて、デビュー50周年を迎えた細野晴臣の特集第2弾をお届けします。今回は、70年代のロック/フォーク・アーティストから、80年代以降のアイドルまで、他のアーティストへ提供した曲から選んだ100曲の紹介を中心に、ティン・パン・アレーなどでのセッションでも名高いベーシストとしての活動や、プロデューサーとして関わってきたアルバムなど、自身の音楽にも反映されてきた、長年にわたるその幅広い活動を俯瞰します。■ ドキュメンタリー『NO SMOKING』監督:佐渡岳利インタヴュー(村尾泰郎)■ 細野晴臣、その異能のメロディ・メイカーぶりを探る(湯浅学)■ 細野晴臣の提供曲100選(池上尚志、小川真一、北中正和、小山守、篠原章、柴崎祐二、真保みゆき、ヒロ宗和、武田昭彦、立川芳雄、田山三樹、能地祐子、萩原健太、馬飼野元宏、松永良平、宗像明将、村尾泰郎、安田謙一、湯浅学、除川哲朗、渡辺亨)■ 細野晴臣の提供曲/関与した自作のカヴァー作品等(青野裕慈)■ 細野晴臣のプロデュース作品(青野裕慈)■ ヴォーカルでの参加作(青野裕慈)■ ベーシストとしての細野晴臣 ごった煮的なスタイルは、“四住期"を超えて深化を続ける(ガモウユウイチ) 重要参加アルバム50選(ガモウユウイチ) ベース参加作品ディスコグラフィー(ガモウユウイチ+編集部)■ 主な著作紹介(除川哲朗)【特集】 ザ・ビートルズ『アビー・ロード』■ 50周年記念盤:ドルビー・アトモス試聴会リポート(名取由恵)■ ジャイルズ・マーティン・インタヴュー(武田昭彦)■ 『スーパー・デラックス・エディション』の詳細を再検証(森山直明)□ ザ・ビートルズ全23枚を最新リマスターで世界各国盤ピクチャー・スリーヴに収めた限定アナログ・シングル・コレクション(藤本国彦)□ ザ・ローリング・ストーンズボブ・ディランがゲスト出演した『ブリッジズ・トゥ・ブエノスアイレス』と、『レット・イット・ブリード』の50周年記念盤(藤井貴之)□ フリートウッド・マック68年/70年というブルース期のライヴ/デモ音源をたっぷり収録した貴重音源満載の3枚組CD(白谷潔弘)□ キンクス“再結成"に向けたデイヴィス兄弟の関係修復も感じ取れる『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』50周年記念盤(犬伏功)□ キング・クリムゾンドラマー3人による大胆な打楽器バトルも新鮮な近5年のツアー記録を年ごとに収めたCD5枚組がリリース(石川真一)□ ザ・バンド“木質のサウンド"をさらに磨き上げた最新リマスターとウッドストック全パフォーマンスを収めた第2作の50周年盤(佐野ひろし)□ ボブ・ディランジョニー・キャッシュとのセッションを中心にナッシュヴィル録音期を捉えたブートレッグ・シリーズ第15集(宇田和弘)□ プリンス『パープル・レイン』の成功に必要不可欠だった傑作『1999』が未発表トラック満載の5CD+DVDの豪華版で登場(出田圭)□ ポリスアビー・ロード・スタジオでの最新リマスターが施された全アルバムをお手頃価格で(赤岩和美)□ レベッカNOKKOが語る、バンドが頂点を迎えた89年のライヴ映像完全版(池上尚志)□ ザ・クロマニヨンズでっかいボルトのジャケットが象徴的な、よりシャープかつ洗練されたサウンドが炸裂する新作『パンチ』(大鷹俊一)□ 秋吉敏子&ルー・タバキン長きにわたって創造を続けている音楽家夫婦の新作と代表作の紙ジャケット8タイトル(原田和典)

レコード・コレクターズ 2019年 12月号の詳細

本のタイトル : レコード・コレクターズ 2019年 12月号
発売日 : 2019/11/15
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 28.52 (現在のサーバー速度は20.41 Mbpsです
以下は レコード・コレクターズ 2019年 12月号 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
前号に引き続き細野晴臣さんの特集。今号は細野さんが作曲、プロデュースした作品紹介と楽器のマルチプレイヤーの側面にスポットを当ててます。提供曲100選のジャケットを見ると、今更ながら凄い方だと実感します。とにかく音楽性が幅広いと言うか、リスナーとしてあらゆるジャンルの音楽を聴いてきた蓄積が作品に反映されているのが分かります。それを細野さんなりに再構築して、時代のトレンドに合った音に仕上げてますし、時が経過しても古臭さを感じさせません。これ程までに多作だったとは。大滝詠一さんのルーツ・ミュージックはある程度特定することは出来ますが、細野さんは特定するのは幅広過ぎて困難ですね。まさに稀代のメロディメイカーだと思います。私個人としては越美晴さん絡みの作品がお気に入りです。ベースプレイヤーとしての細野さんのエピソードでは、山下達郎さんのアルバムに参加した時、2テイク目では全く違うプレイをして達郎さんが困惑したらしいです、常にマイ・ペースだったんでしょうね。前号と比較して非常に濃い特集でした。細野晴臣という鬼才を取り上げた音楽雑誌では秀逸な内容だと思います。さて今年もあと僅か。年末に向け大物ミュージシャンのBOXがリリースラッシュとなります。今号でもプリンス、ボブ・ディラン 、キンクス、ザ・バンドが掲載されてますが、やはりストーンズの二作品が気になりますね。まず「レット・イット・ブリード」、私はストーンズの最高傑作だと思ってます。全曲素晴らしい、初めて聴いた時の衝撃は忘れませんし、音楽がある程度分かるようになって改めて聴いた時は、このアルバムでストーンズはビートルズに匹敵するバンドになったんだなと思いました。ブリジットバビロン・ツアーのブエノスアイレス公演はブートでも視聴したことがありますが、まさかオフィシャルでリリースされるとは思いませんでした。ストーンズは毎月のペースで何かしらリイシューされてますね。このライブはボブ・ディラン が「ライク・ア・ローリング・ストーン」でゲストとして登場しますが、いつもの通りディラン は思い切りメロディを崩して歌っています。デュエットのミックはやりにくそうです。逆にミックがディラン のペースに乗せられてます。恐るべしディラン 。ディラン はストーンズの「ブラウン・シュガー」を自身のライブで、やはり崩しまくって歌ってましたが、もしストーンズのステージでゲストとして歌ってもマイペースを通すでしょうね。あのミックがステージ上で主導権を取れないのはディラン だけだということが分かりました。今号は充実した内容で楽しめました。

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