図説・沖縄の鉄道 epubダウンロード
図説・沖縄の鉄道
によって 加田 芳英
3.7 5つ星のうち(2人の読者)
図説・沖縄の鉄道 epubダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) かつて沖縄に汽車が走っていた電車も走っていた。貴重な写真とビジュアル資料満載の沖縄交通史。 内容(「MARC」データベースより) かつて沖縄に汽車が、電車が走っていた。沖縄県鉄道の足あとをたどり、ちんちん電車の話を掘り起こし、沖縄各地で活躍した馬車軌道・トロッコを紹介。沖縄都市モノレール開通記念出版。沖縄出版86年刊の改訂版。 商品の説明をすべて表示する
図説・沖縄の鉄道の詳細
本のタイトル : 図説・沖縄の鉄道
作者 : 加田 芳英
ISBN-10 : 489982047X
発売日 : 2003/08
カテゴリ : 本
ファイル名 : 図説-沖縄の鉄道.pdf
ファイルサイズ : 24.79 (現在のサーバー速度は26.16 Mbpsです
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本書は1986年に刊行された同名書の改訂第2版。2003年、沖縄都市モノレール・「ゆいレール」の開業に伴う沖縄県内の鉄道の20年ぶりの復活にあわせた刊行である。沖縄本島における鉄道は太平洋戦争で破壊されるまで、沖縄県鉄道(通称・軽便/ケービン)、沖縄電気軌道、沖縄軌道、糸満馬車軌道とバラエティに富んだ姿を見せていた。しかし戦災で沖縄県側における資料が相当数散逸し、本土および米国に残る数少ない資料を基にこれだけのものをまとめあげた著者の手腕には、正直脱帽する。ゆいレールの開業から既に5年が経過し、鉄道文化は沖縄県に再び根付いた感がある。しかしながら、ゆいレールが走行しているのは那覇市内のみであり、沖縄本島における南部・中部・北部間の旅客・貨物輸送は依然として自動車交通に頼りきっている。米軍政下、琉球民政府の統治下において軌道系交通機関の建設が行われることがなく、米国式の自動車交通依存体制が本土復帰後も続けられ、沖縄本島内の移動時においては交通渋滞等に伴う定時制の確保が大きな課題として現在も大きく横たわっている。そうした、日本本土とはいささか異なる沖縄の交通事情を考える上で、本書は一抹の資料となりえるであろう。郷土史に興味のある読者にも、鉄道そのものに興味のある読者にも、どちらにも薦めることができる一冊である。
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