基礎からしっかり学ぶ生化学本pdfダウンロード

基礎からしっかり学ぶ生化学

によって 成田 央


3.6 5つ星のうち(1人の読者)

基礎からしっかり学ぶ生化学本pdfダウンロード - 内容紹介 理工系ではじめて学ぶ生化学として最適な入門教科書.翻訳教科書に準じたスタンダードな章構成で,生化学の基礎を丁寧に解説.暗記ではない,生化学の知識・考え方がしっかり身につく.理解が深まる章末問題も収録.

基礎からしっかり学ぶ生化学の詳細

本のタイトル : 基礎からしっかり学ぶ生化学
作者 : 成田 央
ISBN-10 : 4758120501
発売日 : 2014/10/16
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 27.17 (現在のサーバー速度は23.06 Mbpsです
以下は、基礎からしっかり学ぶ生化学に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
生物は門外漢ですが趣味で入門書などを斜め読みしています。この本は最後のシグナル伝達というの章に惹かれて買いましたが、それ以外は多数ある生化学の入門書の1冊という程度にしか期待していませんでした。でも読み始めてみると今までの入門書とは全然違いとても面白いです。1章は「タンパク質の構造と機能」です。アミノ酸の分類から始まりますがその分類が微妙に類書と違い最初は?でした。でも、読み進めていくとこの章は全てがタンパク質の立体構造を理解させたいという想いで工夫して書かれているのがわかりました。特にアミノ酸の回転の自由度やラマチャンドランプロットの話などは初めてでとても新鮮でした。一番大切なのは構造から得られる機能ですがここは入門書の範囲を超えるためでしょう、3つの例の簡単な紹介にとどめています。でも、そこでもヘモグロビン4量体の構造と酸素濃度による協同性という話はとても面白かったです。2章は「核酸の構造と機能」です。ここではDNAのらせん構造を理解させたいという想いでしょうか?あまり知らない話や入門書では全く触れられないような話まで含めて流れるような説明で分かりやすかったです。DNAにウラシルが使われない理由(これはコラムで説明されています)やDNAにA型、B型、Z型などがあるという話も初めて知りました。また、環状DNAを例にDNAのトポロジーまで説明してありました。全体的に手抜きも少なく丁寧だと思います(有機化学の基礎知識や生化学の基本的な官能基の名前すら覚えていない私でもよくわかるので)。まだ最初の数章しか読んでいませんが、最後の13章「シグナル伝達」まで読み進めるのが楽しみです。機会があれば著者の方にはぜひ別のテーマや著者が専門としていることなどをテーマにした本を上掲してほしいと思います。

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