電子ブック民事要件事実講座〈3〉民法1―債権総論・契約無料ダウンロード

民事要件事実講座〈3〉民法1―債権総論・契約

によって 伊藤 滋夫


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電子ブック民事要件事実講座〈3〉民法1―債権総論・契約無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 契約問題に関して考えるべき総論的課題として民法総則に規定されている諸制度と債権総論及び契約に関する主要な項目を徹底的に検討・考察。複雑化している社会経済状況から生ずる新しい様々な法律問題の解決に資する法的思考方法のあり方をも提案する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 伊藤/滋夫 昭和29年名古屋大学法学部卒業、同年司法修習生。昭和31年東京地・家裁判事補。同36年米国ハーバード・ロー・スクールマスター・コース卒業(LL.M.)。同41年東京地方裁判所判事。以後、東京高等裁判所部総括判事などを歴任。平成7年退官。その間、司法研修所教官、司法試験考査委員なども務める。創価大学法科大学院教授、法科大学院要件事実教育研究所長、弁護士、博士(法学)名城大学 牧野/利秋 弁護士・慶應義塾大学法科大学院客員教授 土屋/文昭 横浜地方裁判所判事 齋藤/隆 東京地方裁判所判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

民事要件事実講座〈3〉民法1―債権総論・契約の詳細

本のタイトル : 民事要件事実講座〈3〉民法1―債権総論・契約
作者 : 伊藤 滋夫
ISBN-10 : 4417013845
発売日 : 2005/12/1
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.59 (現在のサーバー速度は23.61 Mbpsです
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本書は『民事要件事実講座』と題する体系的解説書であり、全5巻から構成されている。第1巻から「総論1ー要件事実の基礎理論」、「総論2ー多用な事件と要件事実」、「民法1ー債権総論・契約」、「民法2ー物権・不当利得・不法行為」、「企業活動と要件事実」の構成で、本書は実体法(債権法総則・各論)を中心とした解説書である。私は本シリーズ5巻のうち、実体法(民法財産法)に依拠する本書第3巻及び第4巻を持っている。本書の著者は主として現職裁判官と実務家弁護士によるもので、内容は実務用であり講学用ではやや詳論にすぎるかもしれない。内容・構成は具体的請求事件(設例)を想定した実体法(条文)との法律要件・法律効果、請求原因事実、訴訟物、抗弁・再抗弁、その他の要素・因子、主張・立証責任等に関する検討・解説、発展論といった展開で一般的な解説書ながら、細部までの検討・解説が特徴である。但し判例等の参照(要約・引用等)は少ない。債権各論では典型契約のほか、安全配慮義務(法415条・判例法理:最判昭50・2・25)、証券取引(説明義務違反等)が独立の章立てとなっている。この本は私自身は大分前に購入したもので、本書の依拠する民法自体が来年4月から改正法施行となるので、そろそろ改正新法(総則・債権法)に合わせた新版が刊行されるのではと期待するが、改正新法(債権法)自体が主として、確立された判例法理を基にしているので、(基本的な)要件事実各論として影響を受けるケースは(条文の異同・削除は別論として)それほど大きくないように思われる。ただ今回の大改正と言われる、中心的な債権法を射程とした本シリーズの新版が待たれるのは言うまでもない。

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