14歳、明日の時間割 epubダウンロード
14歳、明日の時間割
によって 鈴木 るりか
3.9 5つ星のうち(35人の読者)
14歳、明日の時間割 epubダウンロード - 内容紹介文学界騒然の中学生作家待望の第2弾小説! 現在、青春時代のまっただ中にいる方はもちろん、学生時代が遠い昔という大人や遥か彼方という熟年世代まで、どんな世代も共感できる、笑える、そしてホロッと泣ける、全方位型エンジョイ小説の誕生です。短編小説を学校の時間割に見立て、7つの物語が展開されます。<1時間目 国語>短編小説が入賞。作家となった少女への国語の先生のお願いとは。半分は私小説を思わせる作品。<2時間目 家庭科>家庭科を得意とする少年が抱える事情と、見守る少女の想い。思わずキュン涙必至です。<3時間目 数学>都会への転校を前に、孤独感に苛まれる少年の再生物語。少年の孤独と不安を癒やしたのは……。<4時間目 道徳>ダメな大人たちに囲まれた少年のピュアな成長ダイアリー。中学生目線の鋭い大人描写が胸に迫ります。孤独な少女の心の葛藤と青春。ヒリヒリした中学生ならではの複雑な感情に、誰もが共感を覚える一編。<5・6時間目 体育>体育が大の苦手な少女が決意した大きな挑戦と努力。彼女の周りの人々の生き様と「生きる」ことへの希望。夢を持ち続ける大人、先生の苦悩とリアルな心情。大人はいつまで夢をみていいのか。全7編。 【編集担当からのおすすめ情報】 デビュー作にして10万部のベストセラーとなった「さよなら、田中さん」の続編希望の声が多い中、「これだけ、と思われたくないのでまったく違う作品を書きます」と始まった挑戦。何度もハードルの高い宿題、改稿を乗り越えたあげく、彼女でしか書き得ない、珠玉の短編集が誕生しました。この瑞々しさ!この感性!いたるところで共感し、爆笑し、懐かしく想い、目からウロコが落ち、ハッとさせられ、そしてホロッと泣いてしまう。全世代が心から愉しめる一冊です。「私たちが、同時代に鈴木るりかという作家を得たこと。これは事件だし僥倖だし大きな希望です」という俵万智さんのことばを、誰もが実感できる傑作です。装画は大人気の矢部太郎さん(カラテカ)。小説への描き下ろしイラストは初となります。カバーイラストはもちろん、表紙や扉、各章終わりなど随所で素敵なイラストが愉しめます。内容(「BOOK」データベースより)今回の舞台は、中学校。時間割に見立てた7編の短編で、鮮やかに現代人の苦悩、笑い、絆、友情、想いを描写。現役中学生の目を通して「生きる」ことについて大いに考えさせられます。笑って笑って、ホロッと泣かせる、胸に迫る青春群像小説です。商品の説明をすべて表示する
14歳、明日の時間割の詳細
本のタイトル : 14歳、明日の時間割
作者 : 鈴木 るりか
ISBN-10 : 4093865248
発売日 : 2018/10/17
カテゴリ : 本
ファイル名 : 14歳-明日の時間割.pdf
ファイルサイズ : 23.42 (現在のサーバー速度は26.81 Mbpsです
以下は、14歳、明日の時間割に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
前作と比べると、身近な学校生活を舞台している点では同じだが、盛り込まれているテーマが学校社会の範囲を超えて、夫婦間の不倫問題から家庭の崩壊、老人介護、認知症、老人の死、LGBT問題、などなどが巧みに語られており、著者の成長とともに視野が広がっていることが分かる。更に死を目前にした88歳の老人の心理や、いつまでたっても売れない作家志望の中年教師の気持ちまでを、的確に描き切っているのには驚かされる。加えて独特のユーモアを持った軽快な語り口は、著者が天性の文才の持ち主であることを語っている。ただし、これが中学生の書いたものであるから読む方は「凄い!」と思うのだが、大人が書いた作品だったら、それほどの感動は呼ばないかもしれない。ということは、作家「鈴木るりか」は、まだまだ成長しなければならないということになるのだろう。
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