新漢和大字典普及版 (一般向辞典) pdfダウンロード

新漢和大字典普及版 (一般向辞典)

によって 藤堂 明保


4.2 5つ星のうち(11人の読者)

新漢和大字典普及版 (一般向辞典) pdfダウンロード - 内容紹介 『学研新漢和大字典』は、1978年発刊『学研漢和大字典』の改訂版。漢文をより深く理解したい人のための漢和辞典です。【本書の特長】【1】親字と熟語を大増補■親字は、11,000字から19,700字へ【収録している字】-JIS第1~4水準漢字、補助漢字を増補※JISコードとユニコードも付記-中国の古典を読むために必要な漢字を増補-旧版にあった意味の品詞表示は継承■熟語は、70,000語から120,000語へ【収録している熟語】-中国の主な古典に出ている語句・人名、中国の主な古典の書名-故事成語・四字熟語・地名-漢方医学で使用される語-漢文で表記される日本の古典の書名-日本漢詩文の作者名-日本の主な古典に出ている語句-現代生活に必要と思われる難読語-動植物名-仏教の経典に出ている主な仏教語-漢字の辞書については特に、巻末付録『漢字辞書の歴史』『中国年号一覧・日本年号一覧』で、詳しく解説■漢文用例も増補-用例は、漢文+書き下し文を掲載(必要に応じて読みと意味も付記)漢詩については特に、巻末付録福島中郎『中国の詩』で、詳しく解説【2】漢字の音が詳しい■音の変遷を音声記号で表示-上古音(周・秦)推定音-中古音(隋唐)推定音-『中原音韻』(元)推定音-北京語の推定音-現代中国音(ピンイン)■韻の表示-『詩韻』(金・元以降の106韻)+『広韻』(隋唐の206韻)の両方を表示■日本での古い訓を掲載-[古訓]マークに、『新撰字鏡』『和名類聚抄』『類聚名義抄』から採録した訓を掲載■巻末付録-『万葉仮名要覧』-『字音仮名遣い要覧』【3】漢字の成り立ちが詳しい■漢字の成り立ち[解字]で、各字の成り立ちを解説[単語家族]で、同系の漢字を表示して解説※藤堂明保博士の学説を最もわかりやすい形で、網羅的に掲載した書籍[類義]で、同系の漢字ではないが、意味が似ている漢字を解説■充実した巻末付録藤堂明保「中国の文字とことば」(43ページ分・目次)1、漢字について2、漢語について3、漢語の音韻について4、中古漢語の音韻5、呉音と漢音6、唐宋音の源流―杭州を中心とする江南共通語―7、中世漢語の音韻―『中原音韻』―8、上古漢語の音韻加納喜光『記号学から見た漢字―藤堂学説を理解するために―』(5ページ分・目次)言葉と文字言葉から文字へ漢字の造形法形・音・義の定義音符と意符漢字の特性と字源・語源 出版社からのコメント 藤堂明保先生は、「日本人に正しく漢字を理解してほしい」という思いを書籍を中心とした、さまざまな媒体で広めていました。その結晶のひとつが1978年発刊『学研漢和大字典』でした。ひとつは、漢字とは何なのかという問いへの答えになります。昔の中国は文字がありませんでした。それは漢語を用いた口と耳のコミュニケーションでした。文字が発生し、漢字を用いた手と目のコミュニケーションの時代になっていきました。つまり漢語だけの時代から、漢語と漢字の時代になっていきました。近年では、漢字の形だけを見て漢字を理解した風になっていますが、漢語と漢字の正しい関係を知ることこそ、漢字を理解することになります。漢字と漢語の正しい関係性を示したものが、藤堂先生の研究です。もうひとつは、藤堂先生は、自身の体験から得た「日中の交流」をもとに、歴史的に関係を紐解き、日本と中国が深く理解しあえる関係を構築したいという思いを持っていました。古訓・万葉仮名・字音仮名遣いは、古代東アジアにおける国際交流の証といえるでしょう。学術的成果であるとともに、藤堂先生の思いも込められています。2005発刊の『学研新漢和大字典』は、藤堂先生の研究や思いを継承しながら、21世紀で活用できるように改訂したものです。新たな編者である加納喜光先生をお迎えして、さらに充実した大字典となりました。 商品の説明をすべて表示する

新漢和大字典普及版 (一般向辞典)の詳細

本のタイトル : 新漢和大字典普及版 (一般向辞典)
作者 : 藤堂 明保
ISBN-10 : 4053000823
発売日 : 2005/5/17
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 29.91 (現在のサーバー速度は18.14 Mbpsです
以下は 新漢和大字典普及版 (一般向辞典) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
一般向辞典としては最高峰の漢和字典。本書は文字学の大家である藤堂明保による字源研究の成果が分かりやすい形でまとめられている。藤堂(文字学)は、甲骨文や金文、出土資料などの研究はもちろん、音韻学から字源にアプローチしているのが特徴といえる。同じく文字学の大家に白川静がいるが、呪術による解釈に偏重した白川文字学とは立場を異にする。本書の解釈が『字統』『字訓』『字通』と異なるとの指摘があるが、『字統』『字訓』『字通』は白川静によるものなので当然である。藤堂は藤堂の学説、白川は白川の学説、それぞれの学説によって記述されている。白川文字学は1960年代後半以降の文字学研究における諸成果を無視していること、実在しない架空の呪術儀礼をベースにしていることなどから近年綻びが目立ち、白川静記念東洋文字文化研究所でも批判的継承を言明する研究者がいるのに対し、藤堂文字学は課題が残るものの比較的健全な研究という印象が強い。従って、複数の字典を引き比べるのが賢明であるが、まず引くべき字典は本書といえる。

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